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 早稲田で50年以上営業している老舗。
 もやしとひき肉を炒めてラーメンに載せる、所謂、札幌式の味噌ラーメンを都内で提供した最初のお店。

 30年くらい前に近所で仕事していた頃はよく食べていたけれど、この10年で数回しか食べてない。
 久しぶりに訪問したら、お店の雰囲気も客層も味も、以前とほぼ同じだった。

 当時はハワイ店なんかもあったりして多店舗展開していたはずで、明治通り沿いにも店舗があったけれど、そこも閉店してしまった様なので、一時期よりは勢いなくなってる印象。

 

「味噌ラーメンの野菜とチャーシュートッピングで」
 と伝えてオーダー通ったんですが、前客の分を作り終えて、ぼくの分を作る前になって店員さんがやってきた。

「ヤングラーメンにすると、50円増しでメンマも増量できますけどどうします?」

 

 ヤングラーメンって、若者向けの安くて大量なメニューだと思ったんですが、具が増える全部入りみたいなのっぽいので、ヤングラーメンに変更。

 

 カウンター席から調理過程を見ていたら、麺が大盛り、チャーシュー大盛り、野菜大盛りで、なんだか物凄いラーメンを作っているので
「まさか、あれがぼくが頼んだ品じゃないよな?」
 と、内心焦りだす。

 盛付けが終わったと思って見ていたら、最後に5人分くらいのメンマが積まれ、大食いチャンピオンが食べる様な山盛りラーメンができ上がり、恐ろしい事に、それがぼくに運ばれてきた…。

 

 熱々で美味しいのですが、さすがに量が多すぎ。
 途中から、カウンターに置かれた辛味噌で味を変えたりしてどうにか完食。

 51歳にもなってヤングはヤバいことを痛感。