タオは1996年の2月23日生まれ。2週間後の3月10日くらいにうちに貰ってきました。
白黒模様で、顔の左側が白くて右側が黒。しかも白い部分からは黒いヒゲが生えていて、黒い部分からは白いヒゲが生えていたので、陰陽のタオイズムのマークみたいだったのでタオと名付けました。
もうひとつの名前の候補は、白黒で牛みたいだからウッシーだったんです。
でもタオはタオだから、タオと名付けてよかった。
中型の雑種だと思ったら、最終的には大型の20キロ。享年13歳。
母乳には免疫を高める成分があるので、いまの常識だと生後2〜3ヶ月は母犬と一緒にくらした方がいいんですよね。
でも13年前の当時(ぼくが知らなかっただけかも知れませんが)は、長く母犬と一緒にいると情が移って母犬も仔犬も悲しむから、なるべく早く里子に出した方がいいというのが一般的でした。
2週間といえばまだ自分で立てないし、目も開いてない。仔犬というより赤ちゃん。
犬用のミルクを飲ませたり、ご飯と野菜と鳥肉をぐつぐつ煮込んでスープ状にして上げるんですが、ちょっと食べるとお腹がすぐにポコポコ。
しかも上げ過ぎるとすぐに吐く。
そのくせ2時間くらいでぴーぴー泣いてお腹が空いたと大騒ぎするので、しばらくは夜もおちおち眠れない、まるで乳飲み子がいるような日々が続きました。
それで生後1ヶ月くらいに、先ほど挨拶に行ったかかりつけとなる病院に連れて行ったんですが、ワクチンを打って免疫がつくまでは外の菌をもらっちゃうから散歩はダメだと言われました。
なのでタオが初めて外界の世界に触れたのは生後3ヶ月になってから。
初めての散歩は歩きもしなかったので、抱っこして神宮前をふらふらと歩いただけなのを憶えています。
生後3ヶ月くらいまで母犬と一緒に過ごさせていれば、母乳の免疫がついて、病気しない、もっと強い身体になってもう少し長生きしたのかも知れません。
でも、仕方ないかな。
仔犬が生まれて里親探しているという情報を当時パソコン通信してる友人が教えてくれて、貰うつもりというよりは単に見に行ったら、4匹生まれてすでに2匹は貰われていて、残りのオス2匹を抱いたら長男のもう1匹は嫌がって、末っ子のタオを抱いたら波長が合ってしまったんだから…。
当然のこと、最近のことの方がよく憶えているんですが、どうにも最近の思い出は病気で亡くなることに直結するのでつらい。
そうなると必然的に、すごい昔のことを思い出すことになってしまうみたいです。

