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なー、タオ。

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 週平均4〜5回は打ち合わせや定例会やプレゼンやイベントやパーティーなどのアポがあります。
 往復1時間かけて1時間の打ち合わせだけだと効率悪いので、なるべく外出する日はアポをいっぱい入れる様にアレンジする。なのでタオといる時間を大切にするためにSOHO化させたこの数年の週平均の外出は2〜3回という感じ。

 そうなるとどうなるかといえば、週の半分くらいは自宅兼仕事場で寡黙な作業。
 集中できるといえば集中できるんですが、メリハリはないし、ムダな会話の中から取っ掛かりが見つかることもない。

 電話よりもメール主体のコミュニケーションになってるので、ヘタすると朝から夜までひと言も喋らない日も多い。

 …というのは嘘で、日がな1日タオに話しかけていた。

 メールがくれば
「タオさ…。企画の受けはいいみたいだよ」
 とか
「こんなこといわても、どうにもならんよなー、タオ」
 とか
「うわー。なんかヤバい感じだぜこれ。タオ、どうするよ?」
 とか
「あらら…。出かけないとダメだ。留守番頼むぜ」
 とか
「おっ、久しぶりに○○からメールきたぜ。覚えてるかタオ?」
 とか…。

 だいたいいつも足下か背後のベッドで寝ていたので、話しかける度に首を上げてぼくの方を見てくれた。
 特になんのアドバイスもくれないけれど
「おとん、がんばれー。おうえんしてるでー」
 と、無責任で適当なことをいってくれている気がした。

 タオといれば楽しかったので、タオといられる世界は楽しかった。
 タオといないと寂しいので、タオがいない世界は味気なく、そして寂しい。

 でもね…。

 生きてる間は楽しまないといかん。悲観的なこといってても仕方ないし、悲壮感漂わせていても周りに迷惑だし。
 そこでMBPに「ENJOY」ステッカーを貼ってみる。
 これで少しは楽しそうだろ?

 どうだよタオ?