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 昼に開始予定の定例Skypeミーティングが15時にリスケ。
 ちょうど昼に時間が空いたのでチャリで近所のお蕎麦屋さんへ。そしたら夏季休業。
 近くの別のお蕎麦屋さんへ移動して店内に入ってメニューなど眺めながら暫し待つと「すみません。そばはお時間かかるので、ご飯物しかできないんです」と意味不明のことを告げられる。
 蕎麦を出さない蕎麦屋ってのは新しくはあるけれど…。

 仕方ないので近くのパン屋へ移動するも、今度は定休日。
 最後の気力をふりしぼってその先の蕎麦屋まで移動すると、なんとこちらも夏季休業!

 このあたりで軽い熱中症。
 思考回路がメルトダウンして、なんだかふらふらと学芸大方面へ向かう。

 …と、バス通りで越後屋を発見!

 年に1回くらいしか来ないお店ですが、今日のこの、世間様が夏休み明けした怠い午後にはうってつけ。
 テレビでは高校野球が流れ、氷も入ってない温い水道水がお冷として出てくるタイプのお店。

 ご飯普通盛り、お味噌汁普通盛り、野菜炒め、メンチカツにお新香で520円也。
 メンチカツなんて500円玉を一回り大きくしたサイズで1つだけ。野菜炒めなんて通常の1人前の半分もないですが、品数多く頼む系の店なので、これがまたいい。

 暖簾には大衆食堂と書かれている。定食屋じゃなくて大衆食堂というところが由緒正しい、気がする。

 ぼくの後から入ってきた50代くらいご夫婦。
 ものすごく品数の多い店なのに、旦那さんが、ぼくと全く同じメニューなので驚く。(厳密にはご飯は小で味噌汁が大。ご飯も味噌汁も普通というぼくよりも1ランク上のこだわり派)

 そしたら旦那さん、醤油やソースじゃなくて、お酢をメンチカツにかける。
 この食べ方は初めて見た。
 底知れない「なにか」を感じて様子を伺っていると、野菜炒めにもお酢をかけた。

 ここまでは理解可能。

 しかし!

 そのまま味噌汁にもお酢をかけたのだ。
 単なるお酢好きのおじさんではないことが、この瞬間に確定した、気がする。

 …と。

 こんどは醤油をメンチカツと野菜炒めにかける。

「なるほど、そうきたか」

 と、敵の戦略(?)を伺っていると、最後に七味を手に取り、メンチカツ、野菜炒め、お味噌汁にかけて食べ始めたわけです。

 これぞまさしく大衆食堂の大衆性。
 なんともハードコアであり、底知れないフリースタイル。

 白日夢でも見た様な気分で帰宅すると、ダイニングテーブルの下でモグが思索に耽っていた。
 夏の昼下がり。帽子もかぶらずにチャリ移動はトリップ感がある。