ピクチャ 1.jpg

 どうやら日本語変換の辞書システムの設定を間違って変えてしまったらしい。

「はじめに」と入力してる途中の「はじめ」の段階で「始めは処女の如く後は脱兎の如し」が変換候補として表示されるので驚いた。

 驚いたし鬱陶しい。

 便利なんだけど、便利すぎる。

 すぎた

ピクチャ 3.jpg

 ほら、また。

「過ぎたるは及ばざるが如し」と書こうと思って「すぎた」と入力した時点で変換候補にそれが出る。

 しかも!

 ボクは今まで「過ぎたるは及ばざるが如し」だと思ってたんですが「過ぎたるは猶及ばざるが如し」で「猶」が入るんですね。

 知らなかったなー。

 間違って覚えてる&使ってる日本語多い。

 日本語だけじゃなくて、間違って覚えてる、使ってる、やってることは多い。

 多いというか多過ぎる。

 困らないから、別にそれでいいんだけど。

 話しを「始めは処女の如く後は脱兎の如し」に戻そう。

 何となく意味は分かるが、ひょっとするとエロの奥義か秘伝みたいな何かで、知らないとヤバいのかも知れない。

 そう思ってMac OS X Leopardに内蔵されている辞書でチェック。

ピクチャ 2.jpg

 荘子とか孫子とか論語とかよく分からん。よく分からんけど、言ってることはその通り。

 その通りで誰もが納得な普遍的なことばかりだから語り続けられ、伝承され続け、現代にも残っているわけだ。

 時代や地域や民族に拠ることだと普遍的ではないから残らない。

 だって通じないって事は、意味が分からないということだから、そんなもんはすぐに淘汰されて消える。

 おとなしくて弱々しいものの例えが処女ってのもどうかしてると思うが…。

 どっちにしろ「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ってことか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください