DSC04225.JPG

 中学生の頃…。
 地元は埼玉の北浦和駅で、隣駅の浦和までバスと電車を乗り継いで通学していた。(実はこっそりチャリ通学)

 アホなほどの育ち盛り。昼にどか弁食べても授業が終わる頃にはお腹ペコペコ。
 夕飯まで待てるはずもなく、学校帰りは埼玉県民のソウルフード「娘々」というのがお決まりのコース。

 ぼくが通っていた30年前は、確かスタミナラーメンが280円。餃子が180円。炒飯が300円だったはず。
 スタミナラーメンと餃子と炒飯という黄金トリオを食べたくてもお金がなくて、炒飯特大(大盛りが50円増しで特大が100円増しだった気がする)と餃子で空腹を満たしつつ、夕飯はしっかり丼飯お代わりという日々だった。
 いま考えると、あれだけ食べても太らないんだから育ち盛りの代謝量って凄まじい。

 …で、今晩の男の適当料理はスタカレー
 ぼくが娘々に通い詰めている頃に、 元々はスタミナラーメン用の具(餡)をご飯にかけてスタカレーとして供することが始まった。

 昨日のご飯が余っていたのと、冷蔵庫に、万能ネギ、ニラ、厚揚げ、豚ひき肉があったのでスタカレーという自然な流れ。
 今回はなんとゴージャス版。本来は厚揚げも豆腐も入っていないのに厚揚げ入れちゃう。
 付け合わせにザーサイというのが本格的。
 さらには昨日のあまりのキャベツとキュウリの浅漬けとシジミの赤だしまであるのだから、まるで盆と正月が一緒にきた様な騒ぎ。

 

<スタカレー>
・みじん切りにしたニンニクとショウガを少量の油で中華鍋で炒める
・香りが立ってきたところで豚ひき肉と豆板醤を入れて炒めて辛味を出す
・厚揚げを入れてさらに炒める
・いりこだしの粉末と中華味の粉末を強気(多め)で投入
・軽く炒めて塩、コショー、日本酒、醤油、白醤油などを適当に入れて味付け
 ここで少量の味噌を入れると味に深みがでる
 大さじいっぱい程度のお酢を入れるとマイルドになる
・1〜2リットル(作る量次第)の水を入れて沸騰させて灰汁を取る
・小口切りにした万能ネギと、5センチ幅に切ったニラを投入
・ひと煮立ちしたところで水溶き片栗粉を入れてとろみを出す
 片栗粉を入れるときは火を止める。すると固まり安い
 とろみの目処はいわゆる麻婆豆腐越えで
・お皿にご飯をよそって、スタカレーの具をかけたら完成。料理時間は20分程度

 

<キャベツとキュウリの浅漬け>
 こちらを参照。

 

<シジミの赤だし>
 こちらを参照。

 

 付け合わせにザーサイはマストアイテム。これでリッチコンテンツ化可能。
 ショウガ比率多めにすると娘々の浦和(さくら草通り)店風になり、お酒の代わりに味醂を使うと甘さが出て娘々の北浦和店風になる。
 仕上げにごま油を少量たらすと高級感倍増。

 しばらく会ってないけど、浦和店のリーゼントのおじさんや、北浦和店のアンドレ(ぼくらの間ではアンドレというあだ名だった)や、ジャッキー(ジャッキー・チェンに似てる)は元気だろうか?
 コーデール(娘々用語で餃子のこと)食べたい。焼きそばやジャージャー麺も懐かしい…。

 今日は打ち合わせもなくて引き篭り作業日。
 数日後に〆きりの件であれこれ試行錯誤していたのですが、1人で考えて堂々巡りするパターンに陥った。
 お陰で1日で5つもブログエントリーという体たらく。
 ブログを書いてるだけの文字数書けば終わるんだけどねー。
 仕事となると、適当にいい加減にかけないから筆が止まりますね。ほんと困ったもんだ。

 

※今日のポイント:厚揚げゴージャス!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください