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 10代の頃…。
 育ち盛りの中学生時代は浦和にいました。
 家からはちょっと遠い学校(埼玉大学教育学部付属中学校)にバスや電車で通っていたので帰宅時間はハラヘリ。

 …で、週3くらいの勢いで通っていたのが娘々。
 スタミナラーメンで有名な、埼玉県民のソウルフードと言われているお店です。

 10代に娘々と千駄ケ谷ホープ軒があり、20代に中国料理・中本(現:蒙古タンメン中本)と土佐っ子ラーメンに通いまくった影響はとてつもなく大きい。

 当時は、浦和駅至近のさくら草通りの浦和店か、地元の北浦和店でハラヘリを回復してから家に帰るのが日常。
 確かスタミナラーメンが280円で餃子が180円だったはず。
 いまは400円と250円になってますがそれでも十分に安い。
 中学時代の13〜15歳くらいから30年以上経っているのだから値上げは当然ですが、それにしても感慨深い。

 

 浦和店は区画整理で店がなくなり、北浦和店も区画整理で店がなくなったのですが、北浦和店はすぐ近くの裏路地で営業再開。
 30代の頃に数回訪問して変わらぬ味と雰囲気が懐かしかったのですが、火事でお店が焼けてしまって営業終了。
 残念に思っていたら少し離れた地で営業再開。
 浦和店の店長さんも浦和駅から離れた場所で新店舗をオープンさせて営業していることをこちらで知りました。

 

 今日は法事で数年ぶりに浦和に行ったので、家族が集う会食では鮨を数貫つまむだけにして娘々を訪問。
 何年ぶりか分からないくらい久しぶりでしたが、スタミナラーメンを頼んでみるといつもと変わらぬビジュアルと匂いと味。(当時はもやしはなかったかも)

 お土産の生餃子を買い込んで会計時に藤本さんにご挨拶。
「ご無沙汰しています。西です」
「ん?」
「付属中学の…」
「おーーーーーっ! 西君か! 元気そうだな!!」
「はい。おじさんも元気そうで」
「元気にやってるよ」
「今日は法事でこっちに用事があったので久しぶりに来たんですよ」
「そっかー。また寄ってくれよ!!」
「はいー」

 法事で住職の説法を聞いた直後ということもありますが、30年以上前の中学時代に通ったお店がまだ営業していて、当時の店長さんも健在で、スタミナラーメンが食べられるというのはなんにしてもあり難い。

 南無阿弥陀仏。

 

 ご馳走さまでした。

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