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 この数年、仕事先の会社と学校が京都にある関係で、年に20回くらいは京都に行っている。

 ゲームの仕事の出張の時は自分でホテルを予約をする。
 非常勤講師の仕事の出張の時は学校が通年契約しているホテルにステイしていた。

 しかし昨年度から、講師が自分で好きなホテルにステイして領収書を学校に提出して精算するシステムに変わった。
 上限額が○○○○円で、それを超える場合は自腹というシステム。

 河原町三条にあるシンプルで小体なデザイナーズホテルが気に入っているので、数千円自腹で上乗せしてここを定宿にしているが、京都の宿は、桜、祇園祭、紅葉などのハイシーズンには、信じられないくらい宿代が高騰する。
 需要と供給のバランスだから仕方ないけれど、同じホテルの同じ部屋に泊まるのに3倍も値段が違うのはバカバカしいこと甚だしいので、昨年度は、ハイシーズンは別のホテルにステイしていた。 

 

 そこで今年は年間の予約を一気に済ませてみた。
 早割り14とか早割り60などのお得なパックがあるけれど、そんなものを超越する年間予約。

 しかしWEBで予約は半年先くらいまでが限度で、秋〜来年の1月の宿を予約することができない。

 仕方ないのでホテルに電話してその旨を伝えると、去年も泊まっていたし、今年も上半期は予約済みなのですぐに状況を理解してくれた。

 …が。

 相当な事前予約なのでよれなりに値段は下がるが、11月の紅葉シーズンとクリスマス前の連休は、それでも通常の2倍くらいのお値段。

「贔屓にさせて頂いてるのですが、もう少しどうにかなりませんか?」
 と交渉してみたら、シングルで予約した部屋をツインにアップグレードしてくれたり、お高い値段でWEB予約した部屋を値引きしてくれたり、なにかと優遇してくれた。
 これはよかった。

 来年のことをいうと鬼が笑うといいますが、来年の1月までのステイ先まで決まった。 

 せっかくの京都出張なのだからもっと色々なホテルに泊まったり、色々な場所に行けばいいといわれることも多いですが、なにしろ京都に行って、授業をして、同じホテルにステイして、第一旭でラーメンを食べて帰ってくるというブレないスタイルも大切なのです。(コンサバ)