IMGIMGIMG

 不調だったヒカルが回復したので、近所の温泉(銭湯だけど温泉が出る)で湯治。
 歩いて行くのがしんどいというので、昨日、家から5分くらいの場所に車で送って行った。

 迎えに行ったときはフラついていたものの、1時間後くらいにはかなり調子よさそう。

 そして今日。
 湯治が効いたというので、再び銭湯まで送っていく。
 〆切でバタバタなので、家に戻り、迎えに行く時間まで猛烈に仕事。

 それでも終わらないのでミーティングの予定を2時間ズラしてもらい、集中モードで仕事。

 …と。

 30分くらいで
「倒れちゃったので迎えにきて」
 とヒカルから電話。

 

 ありゃりゃりゃりゃ。

 詳細分からないが、電話で話していてもよく分からないのですぐに迎えにいく。

 銭湯の駐車場に車を停めて中に入り
「すいません。西と申しますが、嫁が倒れちゃったみたいなので迎えにきました」
 と告げると
「いま着替えてますので少々お待ちください。救急車も呼んだので大丈夫ですよ」
 と、逆にぼくより慌てている従業員の方に励まされる。

「えっ? 救急車?」
 と思ったが、しばらくして服を着たヒカルが、ふらふらで女湯から出てきた。

 聞けば、身体を洗っているときに倒れて、床に頭を強打してそのまま起き上がれなかったらしい。
 他のお客さんが介抱してくれて、従業員を呼んで、従業員が救急車を呼んでくれたとのこと。

 みなさんにお礼とお詫びをして、ヒカルを車に乗せて帰ろうと思ったら救急隊員の方がやってきた。
「どうしました?」
 という問いかけに答えるヒカルと、従業員の方。

 

「出血もないし意識もしっかりしているので大丈夫だけれど、頭を打っている(アホみたいに大きなたん瘤ができている)ので、念のため病院に行きましょう」
 と言われたので
「救急車を使わせてもらうのも申し訳ないし、車で迎えに来たところなのでぼくが病院に連れて行きます」
 と、丁重にお断りすると
「救急車で入った方が急患としてすぐに診てもらえるから、自家用車で行くよりいいですよ」
 とのこと。

 お言葉に甘えて救急車で搬送してもらうことにしたが、どの病院に行くか決まるまでヒカルと一緒に救急車で待つことになる。

 …が。

 市街地の細い道に救急車が止まっていて通行の邪魔なので、救急車は大通りまで移動することになった。

 …で、ぼくは銭湯の駐車場に停めている車に戻り、搬送する病院か決まったら連絡をもらって、後から病院で合流ということに決まる。

 

 ヒカルと別れて車に戻り、ミーティングのリスケや、〆切を伸ばしてもらう交渉の段取りや、週末の札幌のキャンセルなどの連絡。

 15分後くらいにヒカルから電話が入り、リクエストした日赤(広尾)に搬送されることになったので、後ほど病院で合流ということになる。

 

 武蔵小山から広尾まで15分。
 道が空いていて早く到着できたのはいいけれど、日赤の駐車場が満車。
 どうにもならないので駐車場で空きを待っていたら、係の人が
「面会ですか?」
 と声をかけてくれた。

「嫁が倒れてしまって、救急車でここに搬送されたみたいなので来たのですが、面会できるかどうかもよく分からなくて…」
 と、告げると
「それは急いだ方がいいので3番へどうぞ」
 と、優先的に駐車場にいれてくれた。

 

 駐車場からエレベーターで1Fに上がり緊急外来へ。

 前回はぼくの結石で夜に来た場所。
 そのときは夜だったので緊急外来は混んでいたが、昼間は一般外来に人が溢れているものの、緊急外来には誰もいなくて心細い。

 しばし待たされて外来の診療室へ通されてヒカルと面会。

 

 その後、夕方まで、血液検査やレントゲンやMRI。
 元々の不調は原因不明のままですが、転倒によるダメージは大丈夫。
 どこにも異常なく健康体ということで安心して帰宅。

 

 長い一日だった…。

 友人のみなさま、大丈夫だったので心配無用です。
 お仕事の関係のみなさま、色々とご迷惑をおかけしてすいません。週末に挽回します。
 札幌に行く予定だったみなさま、今回はすまん。また次回に!