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 朝、経過観察中のモグと短い散歩。

 昼に通院している近所の病院へ。
 1ヶ月くらい前の血液検査の結果を聞くと、尿酸値や血圧は問題ないがγ-GTPがかなりヤバいとのこと。
 肝臓関係がよろしくないのは毎度のことですが、採血前日に呑みすぎたのか、今日はずいぶんとお医者さんのことばがキツい。

「脅すわけじゃないけど、この何年もこの数値だから、あと5年もすればね、西さん、肝硬変になるよ」
「肝硬変ですか…」
「お酒の量を減らしたり、休肝日作ったり、運動したりしてると思うけど、ここは一念発起してお酒を止めちゃうくらい考えた方がいい」

 休肝日を作れとか、酒量を減らせとは言われ続けてきましたが、ここに来て人生はじめての「酒を止めろ」勧奨。

 

「お酒を止めちゃうですか…」
「横浜の方にね、アルコール依存症の人がお酒を止めるための施設があるんだけど、ほんとうだったらそういうところに入って、完全にお酒止めちゃった方がいいよ」
「完全にお酒を止めるってすごい選択ですね…」
「その施設は人気だから、空きがないから入れないけどね」
「そんな人気ですか…」
「お酒を止める薬を出そうかな」
「お酒を止める薬って、薬を服用してお酒を呑むとキモチ悪くなるやつですか?」
「そうそう。それ」
「せっかく美味しくお酒を呑んでるのに、キモチ悪くなるのは嫌だなー」
「まだ若いからそんな暢気なことがいってられるけどね、このまま5年も経てば手がつけられなくなるんだって」
「5年ですか…」
「だいたいどれくらい運動してるんだっけ?」
「たまに泳いでます」
「たまにってどれくらい? 週に2〜3回くらい?」
「週に2〜3はムリなので月に2〜3回ですかね…」
「それで1回にどれくらい泳ぐの?」
「30分くらいですかね…」
「30分? 月に2〜3回で30分泳ぐだけ?」
「30分って、それなりにハードですよ」
「西さん、それね。あれだ」
「なんですか?」
「運動ってよりは水遊びだよ、それ」
「水遊び…」
「休肝日はどれくらい?」
「新年会とか、仕事の環境が変わった歓送迎が多いシーズンなので…」
「…で、休肝日はどれくらい?」
「完全に一滴も呑まなかったのは、今年に入って3日くらいだから、月1休肝日くらいですかね」
「月1? 休肝日が月1なの?」
「西さん、あのね…。ほんと、まだ若いからいいけど、全然ダメだって」
「ダメですか…」
「あと中性脂肪ね」
「中性脂肪ですか…」
「薬を出しますね」
「要りません」
「西さん、あのね…」
「薬が増えるのは面倒で本当に嫌なので、γ-GTPと中性脂肪は改善しておきます」
「ほんと?」
「次はいつ来ればいいですか?」
「いつもの(尿酸値を下げる)薬を40日分だしておくから、次はGWくらいかな」
「それまでに改善できてなければ、次回から薬を増やしてください」
「ほんとだよ。そしたらGWまでがラストチャンスですよ。次に採血するので、それで改善してなければ薬を増やしますからね。ほんと、そうした方が未来のためになるって」
「分かりました」 

 

 春だ桜だと浮かれるシーズンですが、敢えて(たまたまだけど)このタイミングで己を律していくのは好都合。
 仕事の環境も変わるので心身をリセットしよう。

 毎年年末には2〜3日の断食をしてたのですが、数年振りにこの週末はプチ断食。
 土日はなにも食べないことにした。

 そとは花見で浮かれている人(=誘惑)が多いので引き篭もった方がよさそう。

 

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