IMG 4346

 9月1日からピロリ菌退治のランサップ800の投薬治療開始。
 かなり強い薬らしく、処方時に、蕁麻疹、下痢、嘔吐などの副作用がでる場合があると説明を受けた。

 9月2日になって、いきなり肩甲骨あたりに蕁麻疹。
 痒いというよりは痛がゆい感じ。

 9月4日になって、今度は左胸にも蕁麻疹発症。

 

 ずいぶんと痛いので、このままランサップ800を飲み続けていいものか、確認するために日曜日に日赤の緊急外来へ。

 

 雨の週末。
 緊急外来は、痛いとか、気分が悪いとか、高熱とか、怪我の人ばかりなので、それなりに終末感が漂う待合室。

 1時間くらい待って診察。

 経緯や症状などをひと通り説明した後に
「それでは蕁麻疹をみせてください」
 と言われたので、着ていた服をまくり上げて患部を見せる。

 すると
「蕁麻疹はどこですか?」
 と、若干寝ぼけたことを訊いてくるので
「ここと、ここですよ」
 と、蕁麻疹部分を指で示すと
「これは蕁麻疹ではなくて帯状疱疹ですよ」
 とのこと。

「え? ランサップ800の副作用の蕁麻疹ではないですか?」
「違いますね。これは帯状疱疹です。最近、疲れたり、ストレス溜まったりしてました?」
「まぁ、はい…」
「疲れやストレスが原因で免疫が落ちて、ランサップの投薬がトリガーになって帯状疱疹が出たんだと思います」

 なるほど。

 ランサップ800の副作用による蕁麻疹かと思っていたら、疲労による帯状疱疹だったわけだ。
 完全にランサップ800のせいにしていた。

 ランサップ800さん、ごめんなさい。

 

 1週間飲み続ける必要があるランサップ800。
 今日が最終日なので、そのまま飲み終えてOKとのこと。

 他に帯状疱疹の薬を処方されて診察終了。

 ピロリ菌は自覚症状がないのでどうでもいいのですが、痛いので、早く帯状疱疹が治って欲しいという本末転倒っぷりです。