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 オープン当初は週2くらいで通っていたづゅる麺・池田。
 久しぶりにランチで訪れてチェックインしてみると、なんと1年半以上振り。

 ラーメンは週1という我が家の掟ができてから、馴染みのお店が縁遠くなってしまった…。

 両替を頼むと、池田さんから
「久しぶりですね!」
 と声をかけられた。

 自家製の麺開発していた時期はかなり太っていたけれど、また元の感じに戻っていた。

 

 青山店や恵比寿店(いまはお弟子さんが「中華そば・おおぜき」という新店舗をやっている)があった頃は、目黒本店であまりお見かけしなくなった池田さん。
 その後に目黒本店1店舗の営業に戻したけれど、ほぼ1日中、地下の製麺室に篭って麺打ちしているそうなので、お会いするのは2年振りくらいかも。

 資本系のチェーン店ではない、屋号に自分の名前を冠しているお店なのだから、やっぱり池田さんがいた方が旨い気がするし、安心するし、店の雰囲気がいい。
 池田さんがいないときの、他のスタッフがダメということでは決してないのですが、個人商店で屋号に名前を冠しているというのは、そういうことなんだと思う。

 

 有限会社Route24も、づゅる麺・池田と同じ名前を冠した個人商店。
 広く浅い味付けにして一般受けを狙うよりも、自分の色や雰囲気を前面に出していくのが大切だと思った。

 

 六厘舎以降、濃厚豚骨魚介が巷にあふれ、あの味なので飽きてきたのは事実。
 その点、づゅるは濃厚だけれども切れ味がオリジナリティーある味を保っているからステキ。
 ずいぶんと塩分が抑えられて、濃度も軽くなってマイルドな方向にアレンジされていた。

 50円で別皿提供される「自家製生七味」も完璧。
 麺に添えられたレモンを搾っても旨いし、カウンターに常備されている一味を振っても旨いですが、この生七味は別格だった。

 

 出口に池田さんがいたので、帰り際に
「旨くなってました」
 と声を掛けたら
「ありがとうございます!」
 とのこと。

 池田さんの言葉って、心に響くなにかがあることを思い出した。
 もっと頻繁に食べに来ないと。