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 ヒカルとモグが寝てるのでひとりで映画へ。
 普段は空いてるオールナイトでばかり観ているので、TOHOシネマズ六本木ヒルズのシアター7が満員というのは初体験かも。

 ネタバレになるので内容についてはなにも書きませんが、暗くて重いノーラン監督節炸裂。
 でも今回が1番希望が持てるエンタメになっていたかも。

 伏線の拾い方もエンタメとしてお見事。

  

 前作でエイズ患者役をやって体重を落としすぎて、若干キモくなっていたマシュー・マコノヒーが少し(前に)戻っていた。
 ノーラン組みのマイケル・ケインやアン•ハサウェイが出演していますが、地味なんだけど、後から効いてくる味わい。
 意外なところで、重要な役どころでマット・デイモンが登場。

 10年以上前に
「人類の移住先を探す」というモチーフで、坂本龍一さんと一緒にL.O.L.というゲームを作った。
 モチーフとしては同じなので、色々と思うところがあった。

 

 愛はエネルギー。
 時間と重力。
 孤独…。

 手塚治虫さんの「火の鳥」を思い出す。

 

 地球から宇宙へ舞台を移す父と娘の物語といえば「コンタクト」という名作がありますが、こっちはもっと今風で、物理学や量子力学の素地が厚い。
 かなり哲学的なので「2001年宇宙の旅」に近いけれど、いい意味でもっとエンタメ。

 

 観終わった後、気持ちがざわつくくらい面白かった。
 超絶にオススメです。