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 咳が残る程度に健太回復。

 外に遊びに行きたいと言うが、これで遊ぶと夜に熱が出て月曜日も幼稚園休むことになるので自宅療養。
 …とはいえ大人しく寝ている訳もなく、家にいてもどうにもならないので昼は外食。

 外に出ようとしたら
「ちーち! ぼーしわすれてるよ! ぼうしないと ねっちゅーしょーになるよ!」
 と言って帽子を持ってきてくれたので
「今日は曇ってるから帽子要らないよ」
 と説明して家を出る。

 

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 健太とぼくの馴染みの青物横丁のおうどん屋さんに入ると、ちょうどテーブル席が空いたので
「テーブルどうぞ」
 と店員さんが勧めてくれるが
「こっちがいい!」
 と言ってカウンターに着席。
 カウンターだと、うどんを茹でたり、天ぷら揚げてる様子が見えるので、確かにカウンターの方がいいというのは分かる。

 うどんを待つ間に
「すいません。子供用の小鉢とフォークください」
 とお願いしたら、すぐに小鉢とフォークを用意してくれた。

 …が。

「これ、おんなのこの ふぉーくじゃん…」
 と憮然とする健太。
 見るとピンク色の魔女っ子アニメのフォーク。

 変えてもらおうかと思ったけれど、そういう甘やかしはよくないと思って放置してたら、店員さんが
「ほら、これ、男の子のフォークだぞ!」
 と言って、男の子のフォークを持ってきてくれた。

 すぐにお天ぷらとおうどんが提供されたので食べていたら
「かぼちゃのてんぷらは?」
 と、健太。
 そういや頼むの忘れたと思ったら
「いまはカボチャやってないんだよね。おイモでもいいか?」
 と天ぷら揚げてる店員さんが訊いてくれて
「うん。おいも たべたい」
 と健太が答えると、カウンター越しに、揚げたてのおイモの天ぷらを1つくれた。

 お代を払おうとしたら「お代は要らないよ」とアイコンタクトされたので財布を引っ込めた。
 おっさん同士が目と目で通じ合ったw

 

 本調子じゃないので、なにかと機嫌が悪い…。

 

 うどんを食べ終わって、家に帰ろうとしたら
「こうえんで あそんでから かえろうよ」
 と言い出したので
「それはダメ」
 と言ったら
「そしたらドライブいきたい」
 というので、首都高に乗って横浜方面へ。

 そしたらすぐに
「ちゃーちゃんと ぱでぃちゃんと しまじろうと はなちゃんわすれた!」
 と騒ぎ始めた。

 そういえば健太お気に入りの縫いぐるみたちも、一緒におうどん食べに行くと言ってたのすっかり忘れてた。

「こんどいくとき、みんな一緒に行こうよ」
 と宥めたら
「すぐにおうちにかえって ちゃーちゃんといっしょに もういっかい おうどんたべにいく!」
 と怒り爆発。

 外で思い切り遊べないフラストレーション溜ってるみたいで、どうにもならん。
 仕方ないので乗ったばかりの首都高を降りて家に戻ろうとしたら、途中ですぐに寝た…。

 

 久しぶりに、健太をどこにも連れて行かない日曜日となったが、さすがにこっちも体力の限界なので助かる。

 

 そういえば
「週末はいつも子供と遊んでて偉いねー」
 と言われますが、これだけ遊び倒してるのは、愛情のコップ理論を信じているから。

 愛情のコップ理論ってなにかと言えば、子供は各々が愛情を受けるコップ(愛情の受け皿)を持っていて、そのコップに愛情が注がれていくと、いつかはコップが愛情で満ちて、やがて愛情がこぼれ始める、と。
 愛情のコップが満たされていれば、親離れが早かったり、人に優しくできる、と。(満たされてないと渇望する)

 この理論、かなりシンプルで自然の摂理に則ってる気がするので、ぼくは信じてるんですよね。

 うちの場合、ヒカルもぼくも高齢なので、若い親御さんほど、健太と過ごす時間も残されていない。
 そうなると、例えば20代の親が10年かけて愛情のコップを満たせばいいのに、うちの場合は5年くらいで満たして、早く親離れしてもらわないと、こっちの身が持たないというか…。

 

 徹底的に遊び倒してなるはやで愛情のコップを満たす方針ですが、理論が間違っていたらヤバい、ただの遊び人になるw