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 それにしてもこの1週間はタオに振り回されっ放し。遅寝&早起きで更に眠りが浅いから睡眠不足。

 ボクは未婚で子供もいないから子供とペットと両方いる人に聞きたいんですが、やっぱり子供に対する愛情ってのはペットとは次元が異なるんでしょうか?

 よく「ペットは家族の一員」というけれども、家族の一員だったら人間と同程度の愛情ってことですよね?

 自分が腹を痛めたかどうか、自分のお乳で育てたかどうかという決定的な差があるから、母親の自分の子供に対する愛情の深さに比べると、お父さんのそれは質が違うという気もするんですが、自分で産んだわけでもないし自分とDNAが繋がってるわけでもないのにタオは家族なんだと痛感しました。

 寝不足の頭で考えると「血が繋がっているのかも?」と思えるほどです。

 犬や猫を飼ったことがなくて子供だけの人は「子供とペットを同列に捉えるな! 不謹慎だ!」と怒るかも知れないし、逆に子供がいなくてペットだけの人は「成長して自立して行くことがない分、子供よりもペットの方が相互依存が高い」と思うかも知れないですが、ボクが今現在感じていることは「子供も犬も同じなんじゃないか?」ということです。

 我が子(犬ですが)が苦しんでいる様を見てると、神頼みしたくなるし験をかつぎたくなる。

 そのシンプルで在り来たりの心の動き方が自分でも不思議でした。人はみな同じ気持ちになるんだなと…。

 子供とペットが決定的に違うのは、ペットの方が寿命が短いから自分よりも先に死ぬ確率が高くて、飼い始めるときに看取る覚悟をしてることかと思います。しかし室内で飼うことが増えて結びつきが強くなり過ぎて、犬や猫を失ったときに飼い主側の気持ちが挫けてしまうペットロスが問題になってると思うんですよね。先に死ぬことは、飼い始めたときから覚悟してるはずなのに…。

 もう峠は越えたので平気そうですが、今回のタオの不調で

「かなりの高確率で、ボクよりもタオが先に死ぬ」

「かなりの高確率で、タオを看取ってやることになる」

 ということを再認識しました。

 男も女も犬も猫もカメもうさぎも鳥もヘビも同じだけど、なにしろ「生きてる間にどれだけ一緒に楽しめるか」に尽きますね。

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