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 AppStoreでアプリをリリースするのはたいへんだ。アプリを作るだけでも大変なのに、さらにはリリースする大変さが重くのしかかる。

 無料アプリをリリースするためにAppleに申請するにも、ディストリビューション用にアプリを再ビルドして、iPhoneに表示される用のアイコンを用意して、iTunesStoreで表示される用のアイコンを用意して、アプリの説明文章を用意して、アプリのスクリーンショットを用意して…。
 これだけでも1日仕事となる。

 さらに有料アプリとなると銀行口座の登録(全て英語)などがあって、極めつけはEINのナンバー取得がある。
 いい加減な知識なので参考にしないで欲しいんですが、アプリを世界で売るとなると、各国での消費税などが取られて、さらには日本で法人税が取られるので2重課税されてしまうわけなんですね。
 それを防ぐための措置がEINなんですが、頭が痛くなる様な英語の用紙に細かい記入が必要で、それをアメリカの関税局(?)にFAXして1週間くらい待たないとダメ。しかし連絡ミスが多くてFAXしても書類が戻って来ないことがあるので、電話で直接申請した方が速いという情報を得た。
 事務の人がいれば頼めるところだがそんな人はいない。
 取得代行サービスがあるらしく料金は3万円。それ相応の手間がかかるのでヘタすると代行サービスを利用した方が賢明なのかも知れないが、なんでも自分でやるのが弱小有限会社の信条だ。
しかしである。読めもしない英単語が列んだ書類を横に置いて、その内容に関して国際電話でアメリカの役人と話す英語力はぼくにはない。遊ぶ約束するのがせいぜいといったところ。

 ここでいきなり信条も忘れて他力本願。ヒカルに頼んでみたが、最初に電話したら部署が違うと言われて、教えてもらった番号にかけたら、口頭で住所や会社名などのやり取りするとミスが多いのでFaxで書類を送ってくれれば電話で話しながら内容確認して申請を受け付けると言われる。しかしうちみたいな個人事務所は電話回線1本なので、Faxを送りながら電話で話すことは不可能。Faxを送った後に電話をかけ直すと伝えたら、どの担当に繋がるか分からないのでダメだと断られる。

 仕方ないので諦めかけるが、考えてみればiPhoneがあるので、iPhoneで電話をかけて話しながら固定電話回線でFaxを送ればいいわけだ。勝機を得てニコニコとiPhoneで国際電話をかけてみたら、AUしか国際電話は繋がらないらしくて、iPhoneだとクレジットカード決算でしかかけられないことが判明。挫けそうになる気持ちを奮い立たせてキャッシュカードを用意するが、こんな使い方したことないので、ぼくのクレジットカードの暗証番号が分からない。
 なのでヒカルのクレジットカードを使ってヒカルのiPhoneからヒカルにアメリカの関税局(?)に再度電話をしてもらうと、今度の人は電話でOKということで「エム、イー、ジー、ユー、アール、オー、メグロ」みたいな感じで何度もやりとりを繰り返してどうにかEINナンバーをゲット。「T,E,C,H,N,O,P,O,L,I,S,,,,TOKIO」を思い出した。こんなの大変過ぎてやってられん。マジでお世話になります。

 EINが取得できたので、次にiTuneConectを介しての登録。
 しかし銀行名を英語で入力する欄で再び躓く。メインバンクの八千代銀行の英語名がYachiyo BankなのかBank Of Yachiyoなのか分からん。ここでWEBで検索。
 銀行の支店名入力は問題ないが、今度は聞いたこともないZengin CodeだとかSwift Codeだとか…。

 個人事業主とか、自営業とか、有限会社とか、株式会社などの区分が、英語だとどうなるのかがさっぱり分からない。なのでTax Infoが埋められないのでこれは月曜日にAppleに問い合わせてみよう。

 疲れた。

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