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Iさんの助言もあり、不動産の折り込み広告目当てで土日の朝刊をゲット。
自由が丘だの、白金だの、プラチナ通り沿いだの、目黒駅まで徒歩3分とか、カーポート大型車2台とか、トイレ2つどころか2バスルームなどの物件が多くて、ざっと見た感じでは1億円越えの物件が30%くらいな感じ。中古でやっと3,000万くらい。
この界隈は高いんだということを実感。1億円の家なんて脱税でもしなけりゃ買えない気がしますが、実際は脱税したって買えないって…。

友人&知人や馴染みの店や、仕事の関係のことを考えると目黒区か世田谷区がいい。路線でいえば目黒線か、東横線。もしくは田園都市線か、井の頭線。終電後に呑んで帰ることも多いので、できれば西麻布あたりからタクシーで2,000円〜3,000円が理想。

…とはいえ、こればぼく視点の判断基準なので、子供のこととか考えると、学校が近いとか、文教施設が近いとか、自然が多いとか。そんな視点は全く欠如しているし、結婚するとか考えたら、奥さん視点でスーパーが近いとか、治安がいいとか、他にも色々あるんでしょうね。

でもいま現在は、子供のことなんか考えてもいない。

いまの賃貸マンションは居心地いいので、ずっとこのまま住んでいてもいいんですが、なにしろ13歳のタオが階段の昇り降りがキツくなってきてるのと、そろそろオシッコをもらしたりすることも増えてきている。タオの老後の介護のことを考えると賃貸だと他の住人に迷惑をかけることが増えて、それがぼくらのストレスにもなって、果ては介護疲れまでして面倒を見ているタオに対して「すべてお前のせいだ!」みたいな気分になって本末転倒なので、そうなる前に、幾ら汚しても人に迷惑がかからない戸建ての購入を考え始めたわけです。

家にはこだわりないので中古の戸建てで十分なんですが、中古だとローンの審査が通りにくいらしい。物件の資産価値は落ちてるんだから、担保としての評価が低いわけです。

そういわれたので新築の戸建てに方針変更。

折り込み広告を見ていたら目黒線の武蔵小山駅から徒歩8分という物件が出ていたので、オープンハウスをやってて、現地に不動産会社の人がいるなら見に行ってみようと思って連絡を入れてみた。そしたら営業マンがすぐ近くにいるとのことで、すぐに行けるなら現地で落ち合いましょうという流れに。武蔵小山は家から車で5分くらいなので現地に急行してみる。

5棟建てのタウンハウスの分譲お披露目(=オープンハウス)をやっていたんですが、隣の戸建ては別の不動産屋さん仕切りだったりして、この業界のシステムがいまいちよく分からん。

立地も物件も全く問題ないので、書類に色々と書いて「審査が通れば買います」と告げてきた。
なんかまぁ、そのままでは通らないんだろうけど、ヒカルとペアローンを組んでヒカルは都市銀行から借りるとか、頭金を多く用意すれば可能性はあるそうです。それに頭金が多ければ多いほど、審査もユルくなるらしい。
ちなみに現状では頭金0円。
しかし色々と売り払ったり保険を解約すれば、300万くらいはどうにかなるかもならないかも。

この物件でだいたい6,000万。
頭金を30%としたら1,800万のキャッシュが必要。300万ではどーにもなりません。自営業や会社の経営者ってのはなにかあったときに自分の給料減らして会社を守るシステムだから、 ローンの審査的にはいちばん通りにくいっていうし。

しかも借地権付きだのなんだのもあって、地主から土地を借りる形式だと、地主さんに土地代の使用料を月に数万円くらい入れる。
しかし借地権がなければ(=土地の名義が自分になる)、今度は固定資産税を納税する義務が出てくる。家を持っているだけで国に税金を納めないとダメってのがスゴい。
確かに電気や水道やガスや上下水道のインフラを使わせてもらうんだから、その使用料として税金を納めるのはわかるけど、それって都民税でまかなって欲しい。
しかも子供もいないんだから、学校などの教育施設は使ってないので、その分は税金安くして欲しいとか、税金安くしなくていいので、子供がいない人は、飼ってる犬は子供として認めてくれて、都が用意する犬用の施設を優先利用できるとか、そんな時代は来ないんだろうか?

不動産屋さんや、他の友人&知人が言うのは、1年くらいかけてじっくりと物件を探す人もいるけど、いいと思った物件でローンの審査が通るとは限らないし、いいと思った物件なのに先を越されたりすることも多いので、家との出会いは、最終的には縁だそうです。
しかも男は段々と面倒になってくるけど、女の人は諦めずに執念深いとのこと。男が面倒になってきて、男の非協力的な態度にクレームを入れてる女の人って様子は目に浮かぶ。事実、ぼくも、早くも面倒になってきた。

納得のいく物件をじっくり探すという人もいるけど、あまりに色んなファクターがあって、途中でなにがいいのか分からなくなってきて、家探しを断念する夫婦も多いと、不動産屋さんが言ってた。
その感じもよく分かる。

今日の不動産屋さんは「縁も大きいですが、最終的には直感ですよ」と言っていた。
それも納得。

3Fのタウンハウスなんですが、4Fが小さなルーフバルコニータイプの物件。
そのルーフバルコニーから、東京の果てに沈む夕日がキレイだった。

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