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 ぼくが生まれてから40年くらいの間にも色々と社会常識が変わった。
 そして犬を取り巻く社会常識もかなり変わった。

 ぼくが子供の頃は放し飼いの犬も珍しくなかった。当然、う○こや、お○っこしたい放題。
 そればかりかセ○クスしたい放題なので、飼い犬が勝手に&知らぬ間に孕んだりする。生まれた仔犬の里親探したり、里親募集の張り紙が電柱に貼ってあるのも当たり前。もっともネットが発達したので電柱の張り紙が減ったが、張り紙が減ったのはネットだけが原因ではない。

 社会常識が変わって、放し飼いが減り、勝手に孕む犬が減り、そして里親募集してる仔犬が減っているわけだ。統計的にも日本の雑種は激減しているらしい。

 リードとハーネスをつけての散歩が当然となり、外犬が減って室内犬が増えた。番犬としての犬の役割は終わりに近い。
 コンクリートジャングル(死語)の東京では、散歩中のう○こを拾って持ち帰るのは最低限のマナー。土の上じゃないから微生物が分解して土壌の栄養になることもないわけだ。

 そればかりか、ここ数年は、散歩中に水の入ったペットボトルを持参して、おし○こを流すのがマナーとなった。

 変われば変わるもんだ。