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 今日の東京は雨と風。
 風が怖くて硬直してるモグを不憫に思ったヒカルが、抱きかかえてベッドに連れて来たらしい。目覚めると横に見知らぬ美女、じゃなくて、モグがいた。
 色気も素っ気もないけれどOK。見知らぬ美女が横に寝てたら危なっかしくてやってられない。朝から寿命が縮む。

 デスクワークしていたら、風でブラインドが揺れた。
 怖くて姿勢を低くしてほふく前進みたいな体勢でウロウロするモグ。
 リビングの自分のサークル(モグにとっての安全地帯)に戻るかと思ったら、なんとぼくが仕事してるデスクの足元に潜り込んだ。

 リビングまで移動する勇気がなかったのかな?
 それともぼくの足元を安全地帯と認識してくれたのかな?

 同じく怖がりで風が大嫌いだったタオも、よくこのポジションにいた。
 モグにタオを重ね合わせることに意味はないけれど、モグが来てから、余計にタオが近づいた気がする。
 モグを迎え入れることはタオを遠ざける&忘れることに繋がる気がして気が退けていたのに、全くその逆になるのが不思議。