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 メインマシンは、いまこのブログを書いているiMac 24inch, Early 2009だ。
 故障もせずに3年半も頑張ってくれたので感謝の念に堪えません。

 …が。

 2年目くらいから動作がもっさりしてきたのでメモリを上限の8GBまで増設。
 ピチピチのムチムチに生まれ変わったのもつかの間、幾度かのOSアップデートを経ているうちに「それほど速くもないんじゃね?」との疑義を抱くようになり、この半年くらいは「遅くね?」という印象になった。

 iTunesで音楽を聴きながら、Mailでメール対応して、Safariでブラウジングしている程度ならストレスございません。
 しかしiPhoto開こうとすると(iPhotoが)落ちたり、仕事のデータを処理しようとするとアプリ開くのにレインボーサークルが回りっ放しとなりアプリを強制終了することが頻発。

 iTunesとiPhotoを閉じて仕事で使うアプリを再起動してOKならまだいい方で、それでもダメならiMacの再起動となる。
 そして再起動がなにしろ長い。
 再起動待ち中に、レアアースより貴重なぼくの集中力が切れることもしばしば。 

 Mobile用のMacBook AirはSSDなので、メインマシンのiMacより速いという捻れ現象が起きているのだ。
 これぞAirの下克上。

 メインマシンのiMacの良さといえば、画面が広いのとHDDの容量が大きいだけになってしまった。
 あんなにピカピカと輝いていたのに経年劣化してしまうなんて切ない。
 セクシーダイナマイトだった美女が、いつのまにか引退間近の横綱みたいになっていた寂寥感がある。

 

 …という末期的な状況のためiMacのモデルチェンジを密かに待ち続けていた。

 そしたら先日に5ミリのが出た。
 しかもFusion Driveって合理的でステキすぎ!!
「なにこの美しさ! マジすげー!!」
 と狂喜乱舞していたら、実はかなりの過剰演出ということが判明。
 真横から見た写真がちっともないので不思議だったけど、この記事を見るとちっとも5ミリじゃないじゃん(^^; 

 それにしたって充分に薄いしエレガントですが、過剰な期待をしてしまったので100年の恋(実質2日)が一気に冷めた。

 

 えーと。決めました。
 この10年近く、デスクトップマシンをメインマシンにして外での打ち合わせにモバイルマシンというスタイルで生きてきましたが、デスクトップとお別れすることにした。

 2台体制(一夫多妻制)から1台体制(一夫一婦制) への変容。
 美しき魂の告白。 

 

 かなりの勢いで軽く(Airとほとんど変わらない)、そして速くなっているので13インチのMacBook Pro Retinaを買う。
 それをメインマシンにして、老眼の人(ぼくのことです)のために広い作業領域確保したいのでThunderbolt Displayを買う。

 問題はiMacを買った方が安いってこと。
 他にはMacBook ProのSSDが高価すぎるのと、Thunderbolt DisplayがきっとすぐにRetina化するだろうからそれまで待てるかってことかな…。
 老眼鏡買うのが1番エコで合理的って気もするけど。