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「トマト食べたい!」
 とか
「オクラ食べたい!」
 と熱望したことはない。

 それなのに、この夏はトマトとオクラの組み合わせをよく食べた。
 熱望してないのにこの組み合わせがよく食卓に並ぶということは
  ・安い
  ・いつも売ってる
  ・調理のバリエーション豊富で使いやすい(使う頻度が高い)
  ・日持する
  ・美味しい
  ・栄養価が高い
  ・ヒカルの好物
 などの理由が考えられるが、真相は知らん。

 ちなみにぼくが買出しに行く時にトマトとオクラの組み合わせを買ったことはない。
 ぼくがオクラと一緒に買うなら納豆。

 トマトと一緒に買うならモッツァレラチーズとバジル。

 うそ。

 トマトと一緒に買うならドライトマト。トマトづくしの冷製のカッペリーニを作る。

 はい、これもうそ。

 トマトと一緒に買うなら、木綿の豆腐かな。

 …っていうか、木綿の豆腐はいつも買う。
 ネギでも、辛そうで辛くないラー油でも、生姜でもなんでもいいから、さっとかけて冷奴にする。
 最近は岩塩かけただけの木綿の冷奴が好き。
 トマトとは全く関係ないですが毎日豆腐食べたい。

 ちなみに豆腐は冷奴が1番旨い。
 さらに冷奴なら絹ごしじゃなくて木綿。木綿のざっくり感がたまらん。
 マーボ豆腐や鍋の食材でありながら、そのまま食べられる食品というオルタナティブな立ち位置なのもステキ。  

 話しをトマトとオクラに戻します。

 今のところ最強なのはトマトとオクラと鶏のささ身をのせた冷麦。
 ちょっとだけミョウガをまぶしてゆず胡椒で頂くと
「トマトさん、オクラさん。こんなに美味しくてどうもありがとう」
 と素直に思える。

 真っ赤なトマトと深い緑色のオクラというのは、味や歯ごたえや栄養価云々よりも、色彩の組み合わせが素晴らしい。
 赤と緑を見ているだけで気持ちが華やぐし、少し無理をすれば、トマトとオクラの写真をおかずにご飯3杯はいける。

 …でも木綿の冷奴が好き。←支離滅裂