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 うっかり寝落ち…。
 起きるとモグとヒカルがいない。
 近所を散歩でもしているのかと思ったら、スマホのFB投稿ありの着信ランプが明滅している。

 FBを開くと駒沢ドッグランに遊びに行ってる様子がアップされている。

 あちゃー。
 初走りは一緒に行こうと約束してたのに、寝落ちすっぽかしじゃん…。

 連絡をいれるもドッグランで遊んでる最中らしくて電話に出ないので、すぐに追っかけで家を出る。
 すると学芸大学駅手前で帰宅途中のモグとヒカルと遭遇できた。

 そのまま家に戻るのもなんなので久しぶりに夜のKiokuhへ。
 普段は毎週月曜日に定例Aランチミーティングで使っているお店。
 早くもお節料理に飽きてきたので丁度いい。

 

 しかし人のなんと飽きっぽいことよ…。(特にぼく)
 大晦日の夜と、元日の昼と、元日の夜にお節料理食べただけなのに、実質的にそろそろ飽きてきている。
「お節に飽きたらカレーもね」
 というTVCMがあったけど、あれって三が日過ぎた頃の話でしょ?
 まだ元日だってのに、飽きるの早過ぎる。

 

 飽きるというのは、耐性ができるというか、新鮮さが麻痺するということ。
 人は誰でも飽きるので、飽きられない様にあれこれ工夫する。

 例えばストーリーや映画だったら、緩急あったり、展開あったり、明暗あったりなど。

 例えば音楽だったら、アルバムの曲順で展開つける。
 アップテンポの元気な曲の後にアップテンポの元気な曲を並べても印象が似てしまって潰し合う。ところがアップテンポの元気な曲の後にしっとり系のバラード並べれば、元気な曲はより元気に聴こえて、しっとりバラードはよりしっとり聴こえる。
 曲順だけでストーリーができて、お互いを潰し合ったり高め合ったりなど。

 例えば料理だったらコースを頼むとよく分かる。
 暖かいモノ、冷たいモノ。
 揚物、煮物、焼き物。
 山の幸、海の幸、肉。
 さくさく、しっとり、ぱりぱり、むにゅむにゅ。
 甘い、塩辛い、苦い、渋い、濃厚、淡泊。
 和食も洋食も中華も、料理の並びで変化をつけて飽きない様に工夫する。
 お刺し身の後にお刺し身出しても単調な印象になるが、お刺し身(冷たい、生もの、魚料理、淡泊系)の後に炒め野菜(暖かい、炒め物、野菜料理、オイリー系)などを持ってくることで流れを作るわけだ。

 

 たった数回お節料理が続くだけで飽きるという事実。
 エンタメだろうと、アートだろうと、飲食だろうと、サービスだろうと、人間相手の仕事していれば普遍的なことですが、飽きさせないためには変化が必要なのだ。

 

 ソイラテとシフォンケーキを食べたことで、明日はまた、新鮮な気分でお節料理が頂けるはず。(予)
 …ていうか、そろそろラーメン食べたい。